2017年04月03日

3月度「癒しの園芸講座」開催

 3月18日、今年度最終となる「癒しの園芸講座」を開催しました。

 講演は山中尚子さんの「アロマセラピーについて」でした。植物が持つ力の1つ、香りによる癒しということで、概要、歴史、香りのメカニズム、効果について教えていただきました。精油の抽出方法や植物が芳香成分を持つ理由、200種類以上あると言われる精油の特徴、また精油にはそれぞれ使用期限があることや購入時に注意したい点などのお話がありました。実習ではアロマスプレーを作りました。ゼラニウム、ラベンダー、ティートゥリー、ユーカリ、レモンなどの精油と基材の量を調整して、エアフレッシュナー、抗菌スプレー、虫除けスプレー、掃除用スプレーなど、さまざまな用途で活用できるという説明があり、各自で好みの精油をブレンドしてオリジナルの香りを楽しみました。講習会室はしばらくアロマの香りで満たされていました。

 午後から終了記念品として岡部佳子さんの指導で「多肉植物の寄せ植え」を作っていただきました。流行りのブリキ鉢は100円ショップで探してくださったもので、かわいいデザインのものです。ユニークな形の‘虹の玉’などの多肉植物の説明があり、コルクに針金で眼鏡と手足を取り付けたり、おひげをつけたりすると、ますますキュートになりました。良い思い出の品になるでしょう。
 修了式は、大泉管理事務所の秋葉純一所長より修了証がお一人お一人に授与されました。「一年間で学んだ講義や実習を振り返り、出会った人とのこの縁を生かしていってほしい。また四季折々の大泉緑地を見に来てください。」と、はなむけの言葉を頂きました。岡本代表からも「これからもこの講座で学んだことを生かして、地域やいろいろなところで役立てていただけたら嬉しい」と、はなむけの言葉を頂きました。

茶話会に移り、最後に皆さんから一言ずつスピーチをしていただきました。

・楽しく1年間を過ごして癒された。
・これからボランティアとして活動したい。
・この講座を選んで満足している。
・種まきや植えつけなどいろいろ経験させてもらった。
・近くに住んでいるが、障がいのある人のためにもデザインされているという、この公園のコンセプトを初めて知った。講座でも学んで感心した。
・植物の育て方がわかった。役立てていきたい。
・講座の内容として、もう少し時間的にもゆとりが欲しかった。

などなど、皆さんからいろいろなご意見も頂きました。私たちスタッフからも一言ずつ、力不足で至らなかったところ、行き届かない点をお詫びして、お別れの言葉で締めくくりました。1年間ありがとうございました。(大川内美恵子 写真提供も)

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講演:「植物の癒し効果 アロマセラピー」山中尚子さん

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実習:アロマスプレー作り

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実習:ユーカリやティーツリーなどの精油をブレンドします

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修了記念品作り 岡部佳子さん

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最後の作品作りも楽しかったようです。

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修了式:大泉緑地管理事務所・秋葉所長より修了証授与。

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岡本代表からもはなむけの言葉

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茶話会:皆さんから一言ずつスピーチ
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2017年03月02日

2月度「癒しの園芸講座」開催~その2

 午後からの講演は内科医・南口利美さんの「介護予防について」で、高齢化が進む中での介護予防の必要性についてお話しいただきました。「健康寿命」は男性70歳・女性73歳(2010年調べ)で、医療や介護が必要となる期間が延びる傾向にあると話されました。寝たきりにならないためには、骨折をしないことだそうです。その予防策として、転倒しやすい場所や要因を具体的に挙げていただきました。また骨の老化のセルフチェックをしました。骨を強くするためにできることは、バランスのとれた食事や適度な運動が必要だそうです。年間20万人も発症すると言われる脳卒中については、専門家の指導を受けて、きちんとリハビリすることが大事だというお話もされました。認知症患者は450万人以上と言われ、超高齢社会の今、これはさらに進んでいくと推測されます。それを防ぐためにも食事と適度な運動は一番の予防対策になるということでした。

 少し雨がぱらついてきましたが、寒肥入れの実習を行うために「はないずみの庭」へ移動しました。この時期に行う寒肥の意味、重要性、なぜ有機肥料を与えるのか、その量についての説明を吉村隆さんから受けました。2班に分かれて高・中・低木、宿根草などに発酵油粕を入れていきました。春の生長期に効きめを表しますという説明に皆さんうなづかれ、穴を掘ったり、油粕を詰めたりと、小雨の中でも楽しそうに作業されていました。また、去年自分たちで植えたチューリップの芽出しを見て、「可愛い!」と歓声をあげてられました。

 最後はパーゴラの下に集まり、吉村さんがこの時期の寒肥入れについての再確認のお話をされました。「主人が入れた後に、知らずに私がまた入れてしまったんですけど?」といった質問も出ました。この講座もあと1回。皆さん打ち解けたご様子で寒い中を帰って行かれました。(大川内美恵子 写真提供も)
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2月度「癒しの園芸講座」開催~その1

 雨が降ると寒くなるという予報でしたが、2月18日も寒い一日でした。お休みの方も多く、受講生18名、スタッフ17名で、2月度癒しの園芸講座を開催いたしました。

 最初の講演は山中尚子さんの園芸ミニ講座の最終「病害虫と薬剤について」で、基本的なお話をしていただきました。病害虫の種類、防除、薬剤の種類と特徴について、また使用する際の注意などを説明していただきました。何の病気?どんな虫?を特定することが大事で、これはすべてに効くオールマイティな薬はないからだそうです。その前に、まずは予防に努めること、適切な栽培管理で丈夫な株に育てること、苗を購入する際から、病気にかかっていないかなど、よく見て良い植物を選ぶことや清潔な土を使う事、道具類も清潔にしておくことなど細かく注意点を教えていただきました。日頃からこまめに観察し、被害を最小限に抑えることも大切だと話されました。

 山中尚子さんが続いて「年間園芸プログラム」の講演をしてくださいました。園芸作業の年間計画やプログラム作りについてです。年間プログラムの立て方については、一・二年草/多年草/宿根草/球根類の特徴、日陰でも育てやすい植物などについて説明されました。センニチコウを例に、タネから栽培し、花を楽しみ、ドライフラワーにして活用するまでの一連の流れと、色々なクラフトプログラムに対応する計画の立て方も紹介いただきました。花壇管理における最低限の年2回のローテーションをベースにした植栽計画のポイントも教えていただきました。一番のポイントは花壇づくりの目的を明確にすること、記録をつける、テーマを決める、環境に適合した植物選びなど、そしてすべてにおいて無理をしないように心がけましょうということでした。

 その後、昼食までの30分の時間を頂いて、開催中の「癒しの園芸展」の会場に皆で行きました。自分たちの作品を含めた展示品を見ていただくとともに、障がい者が園芸作業しやすい補助具についても説明を受けました。きれいにレイアウトされたご自分の作品に「晴れがましいわー」と嬉しそうにされていらっしゃる方もおられました。(大川内美恵子 写真提供も)


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posted by 癒しの園芸の会 at 17:56| Comment(0) | 会の活動記録 | 更新情報をチェックする