2013年06月29日

福島県富岡町との連携

 昨年より進めている福島県富岡町との連携については、今年は花博協会の活動助成金が使えるようになったこともあり、秋のスタッフ派遣による現地での協働作業実現に向けて色々なアイデアを検討しているところです。

 6月25・26日、進藤が現地に出向き、下打ち合わせしてきましたので、その報告をいたします。

6月25日 『ふくしま絆カフェ富岡』訪問

・昨年の場所から移転され、新事務所は郡山駅に近い場所になっていました。
・まず目についたのは玄関を入ったところに飾られている、昨年お届けした多肉植物のタブロー。少し伸び気味でしたが、非常に元気でした。また、部屋の中には、同じく昨年お届けした押し花飾りも大切に置かれていました。
・今回は押し花クラフトの材料と共に芝人形もお持ちしましたが、これが大好評で秋にはぜひ皆で一緒に作りたいということになりました。
・その後、近くのホームセンターで買い求めた花苗を、スタッフの方と一緒にプランターに植え付けて、建物の前に飾っていただきました。

※ご縁ができた経緯や昨年の訪問についてはこちらをご参照ください。
http://ht-iyasi.blog.eonet.jp/default/2012/06/post-b874.html
http://ht-iyasi.blog.eonet.jp/default/2012/06/post-b8fc.html

6月26日『いわき四倉交流サロン』訪問

・郡山でレンタカーを借りて、約100km離れたいわき市四倉へ。ここは四倉港に近い海に面した地域で、東日本大震災では津波の被害も受け、その跡地に建てられた建物に、昨年末オープンされたそうです。今回は「ふくしま絆カフェ富岡」の紹介でお伺いすることになりました。
・今回は初めての訪問ということで、押し花関係のものを中心にお持ちしたところ、この秋にはぜひとも押し花クラフトを共同でしようということになりました。
・ここでも、近くのホームセンターで買い求めた花苗をスタッフの方と一緒に植え付け、玄関前に飾っていただきました。


 もう2年以上にもなるのに、まだ元の住処に帰れる目途は立たず、はっきりとした見通しもないまま、避難所生活の継続を余儀なくされているという現実を抱えた人たちの心中は察するに余りあります。

 私たちには本当にささやかなことしかできませんし、ある意味では自己満足ではないのかとう意見も聞きますが、「とにかく出来ることを、会の皆さんと一緒に続けたい」というのが、この活動に参加している皆さんのご意見だと思っています。

 秋にはスタッフ2名を福島に派遣し、富岡町の方々との絆を更に深めることができればと思っています。会員皆さまの更なるご支援をお願いいたします。(進藤正典 写真提供も)


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「ふくしま絆カフェ富岡」の新事務所





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事務所内部
今日も情報交換を兼ねて、数名の町出身者が来られていました。




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コンテナの寄せ植えを作りました。





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「いわき四倉交流サロン」
すぐ向こうは太平洋です。




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芝人形を手に団欒される利用者の方





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ここでも寄せ植えを一緒に作り、玄関前を飾りました。






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大好評だった芝人形

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2012年06月14日

「ふくしま絆カフェ富岡」訪問記 その2

 「ふくしま絆カフェ富岡」には6月8日に訪問させていただきました。今回思いがけずご縁を頂き、気持ち良くお迎え下さったのは、このカフェの運営者である管野さん。菅野さんご自身も富岡町の方です。早速、会より押し花ハガキとスタッフ手作りの押し花作品、多肉植物のタブローなどをお渡しし、他のスタッフの方々とともにいろいろお話を伺いしました。

◆現在は、毎月延べ500名程度の方がご利用されているとのことで、この日も小生がいる間に次々と人が来られ、お暇する時には13名もの方が来ておられました。

◆町の様子を伝えたり、情報交換を行うことがカフェの主な役割とのことでしたが、同じ町から避難されている方々の貴重なくつろぎの場にもなっているようです。皆さんが手作りされたクラフト作品が部屋中に飾られ、憩いの場になっていました。最近少し余裕が出てきたとかで、皆さんで一緒にクラフトなども楽しまれているようです。

◆お持ちした押し花ハガキについては、早速管野さんが立ち寄られた方々にお渡し下さったのですが、皆さま喜んでお持ち帰りになりました。何よりも嬉しかったのは、たまたま来られていた方の中に、園芸や押し花の大好きな方がおられ、「今から押し花を作り、秋には皆で押し花ハガキを作ろう」とご提案されたことでした。

◆私が気にしていた、ハガキの下に印刷した「つながろう・支え合おう」という文字も、それなりに抵抗なく受け止めていただいたようです。むしろ、このような些細な事ではなく、何よりも自分たちの気持ちを率直にお伝えする事が大切だということが判りましたし、受け取る側にしても、「まさか何も縁のない関西の人が・・・???」という、素直な気持ちではなかったかと感じました。そして、このようなつながりを地道に継続していくことが大切なのだと改めて感じました。

◆今回の訪問で一番印象に残ったのは、4月末に住民の方が一時帰宅の際に撮影されたビデオを拝見した事です。富岡町には「夜の森」という延々2kmの桜並木が続く名所があるそうで、綺麗に咲いた桜並木は本当に素晴らしいものですが、本来なら大勢の人で賑わうであろうその場に人が一人も映っていないのは非常に不気味で、私にとってはこれが今回の原発問題を象徴している映像だと思われましたが、この映像を一緒に見られている方々には1年程前まで住んでいた我が家や街並みが映っているのだと思うと、とても感想を言葉にはできませんでした。

◆私たちがつながろうとしている方々が、このような境遇を持たれていることを忘れずに、よりつながりを深められるようなプロジェクトの進め方を更に検討していきたいと思います。(進藤正典)


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お届けした押し花作品やタブローを手にして
(左が管野さん)





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お届けした押し花作品




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徐々に多くの人が集まり始めました。
手前の机の上は皆さんが手作りされた作品が所狭しと並べられていました。






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奥には畳のスペースもあり「夜の森」の桜のビデオを見ています。左側の大きなパネルも同じく「夜の森」の風景です。

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2012年06月13日

「ふくしま絆カフェ富岡」訪問記 その1

 昨年の東日本大震災以後、当会では「押し花ハガキプロジェクト」に取り組んでいます。また、個人的にも、今までの人生でほとんどつながりがなかった東北のことを少しでも理解したいと目下様々な方面から勉強しているところです。

 ところで、「押し花ハガキプロジェクト」については下記の点が絶えず気になっていました。

“こちらの独りよがりの押しつけになっていないか?果たして本当に被災者の方の要望に沿っている活動なのか?”

 この意味でも、何とか現地を訪れて押し花ハガキをお届けしている方々にお会いして、直接ご意見をお聞きしたいと思うようになりました。

 偶々6月9~10日に岩手県盛岡で個人的な用件ができ、これを機に、現在の押し花ハガキの主な届け先でもある福島にも何とか立ち寄りたいと考えていたのですが、そんな折、たまたま大阪市社会福祉協議会ボランティアセンターの職員さんに意向をお話したところ、その職員さんの知人が福島県郡山市で富岡町からの避難者の憩いの場の運営にたずさわっておられることが判り、そのご縁で、憩いの場を訪問させていただけることになったのです。それが
「ふくしま絆カフェ富岡」です。

 ご存知のように、福島県双葉郡富岡町はまさに原発の拠点で、現在は町ぐるみでの避難を余儀なくされ、約16,000人の町民はあちこちに分散されています。町役場も郡山市内に移され、同市では約5,000人の町民が避難生活を送られているそうです。

 このような状況の下、避難されている人々が町の情報を得たり、お互いの情報交換や、避難先の地元の人々との交流の場として活用できる憩いのスペースが必要となり、「ふくしま絆カフェ富岡」もこのような経緯で誕生した場なのだそうです。(進藤正典)


※ その2に続く

ふくしま絆カフェ富岡
所在地: 〒963-8833 福島県郡山市香久池1丁目20-27
TEL: 024-925-2337


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posted by 癒しの園芸の会 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災被災者支援 | 更新情報をチェックする