2017年04月15日

4月度「癒しの園芸講座」開催

4月15日(土)平成29年新年度の園芸講座を開催いたしました。花冷えの日が続き、時折この日も通り雨が桜の花を落としていましたが、14名の受講生さんをお迎えしてスタートしました。

 開講式は、主催者である大泉緑地管理事務所・秋葉所長から「公園のもつ役割として求められるものも多い。花を通じてすべての人たちがつながることを目的として取り組んでいるこの講座で、講演や実習を楽しんで学んでもらいたい。またそれを地域などで生かしていただきたい。」と挨拶されました。続いて当会・岡本代表からも挨拶いただきました。オリエンテーションは大川内から受講にあたっての注意事項等を説明をいたしました。少し緊張気味だった新受講生さん達でしたが、班ごとに分かれて名札を作っていただき、それぞれに自己紹介、趣味やお好きな花などのお話が進んでいただく内に、和気あいあいと良い雰囲気になっていきました。

 園芸ミニ講座は、山中尚子さんから植物の生育に必要な基本的なお話で、光、温度、水に関する解説と、簡単なようで実は難しい水やりのコツなどのお話しでした。大事なことは「必要な時に必要な量をやることです」と、わかりやすくお話しいただきました。

 飛び入りで、当会創立者のお一人でもある寺内裕子さんが会報の休刊に伴う「癒しの会への想い」でお話をしたいとで京都から来られました。ボランティアでつないできたこの会に寄せる思いや、まだ園芸療法や園芸福祉という言葉が一般的でなかった当時のお話や、創立時の思い出話などをお話しくださいました。

 お昼休みの後にスタッの紹介をしてから午後の講演をはじめました。「人と植物のきずな」という演題で、寺田孝重さんにお話ししていただきました。植物がどのような役割を果たしているか、また、花の記憶も癒しに大きな効果があるということでした。「思い出の花」とは、日本人の記憶の原点となる植物が誰にでもあること、人の思い出のどこかにあるということですが、それはご自身が父親を介護された時の反応がベースになっているというお話で、ダリア、ジニア、ホウセンカ、ハナタデ、シオンなど、ご自宅のお庭の花をスライドで紹介していただきました。ただ、品種改良により以前の姿とは少し違ってきていて、それがお父様の持っている花の記憶と違っていたために、ストレスの一端にもなっていたそうです。私たちが植物を選ぶときに、こういったことを考慮していくと、対象者に効果的に提供できるということでした。

 心配していた雨も通り雨だったようで、実習場へ揃って移動しました。今回の実習は種まきと「はないずみの庭」の花壇案内で、2グループに分かれて実施いたしました。
 スタッフ紹介の後、今辻恭子さんが種まきの説明をされました。そして、プラグトレーにマリーゴールドや千日紅などの種をまき、覆土と霧吹きによる灌水もしていただきました。ほかのスタッフからも「まずは種子袋の切り方からです」と、細かく指導していただきました。
 花壇案内の方は、吉村隆さんが管理方法や育てた草花を使った草木染のスカーフやクラフト作品も紹介しながら説明してくださいました。

 サポートスタッフ18名で初回の講座を終了しました。(大川内美恵子 写真提供も)


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開講式:管理事務所・秋葉所長より「楽しんで学んでください」というお言葉を頂戴しました。

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岡本代表:「1年間ご一緒に勉強しましょう。」

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オリエンテーション:大川内

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自己紹介:1班

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自己紹介:2班 欠席者が多かったため寺内さんも交えて

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自己紹介:3班 

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園芸ミニ講座:山中尚子さん

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癒しの園芸の会に想う:寺内裕子さん

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講座スタッフ紹介

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講演:「人と植物のきずな~その1」寺田孝重さん 思い出の花とは

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ご自宅のお庭の花を紹介ーダリア、ジニア、ハナタデなど

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圃場スタッフ紹介

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マリーゴールドの種まき:まずは袋の切り方から

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ラベルに日付と植物名を記入

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細かい作業ですね

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薄く覆土をします

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スプレーで水やりもしました

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きれいですね

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「はないずみの庭」の案内

posted by 癒しの園芸の会 at 11:57| Comment(0) | 会の活動記録 | 更新情報をチェックする