午後からは、まずインフォメーションで、課題「プログラム作りの実践」の内容について山中さんから説明していただきました。受講生さんご自身にクラフトプログラムを1つ考案していただき、見本とその材料を用意してもらって、1月の講座日にペアを組んだ相手に作ってもらうというものです。見本作品は来年2月に大泉緑地・花とみどりの相談所で開催される「癒しの園芸展」で展示させていただきます。
講演(2)は井田和子さんの「時代と共に変化する年中行事」でした。先に向かいの相談所で「クリスマスファンタジーの飾りつけを見ましょう」と言われて、皆で見に行きました。松ぼっくりで作られたツリーやいろいろなリースはどれも素敵な飾りつけで楽しいものでした。戻ってから、ツリーになぜ常緑樹が使われているのか、いつごろからその風習が始まったのかなどクリスマスにまつわるお話を聞きました。
続いて年中行事のお話もしていただきました。冬至、お正月、七草粥を食べる風習から春の七草までです。冬至はカボチャを食べて、柚子湯に入るのは古くから慣れ親しんできた習わしであること、一年の最大の行事であるお正月は、新しい年の守り神である歳神様をお迎えするもので、大切に祝われ、食事をするための「おせち料理」を作る意味もお話しいただきました。
最後は室内園芸実習、クリスマスのクラフトですが、その前に、ティータイムを取り、ぽけっとさんのマドレーヌを頂きながら、先月のハートピア堺での訪問園芸のふりかえりをしていただきました。「皆さん最初は緊張されていたようでしたが、相手の方が来られると、比較的スムーズにお話しされていたように思います。全体的にはとてもよい雰囲気で良かったと思います。」と評価していただきました。受講生さんからは「障がいの程度がわからなくて戸惑った」「対応が難しかった」という意見もありました。
実習では、大きな松ぼっくり(シェラコーン/ジェフリー松)をツリーに見立てて、飾り付けました。岡部佳子さんがあらかじめ見本を作ってくださって、手順の説明をしてくださいました。モールで星やステッキを作ったり、青いボンボン、雪のような白いコットン、それに皆さんが以前の実習で作った千日紅のドライフラワーなども使用します。皆さん夢中で作業されていました。楽しい雰囲気の中、12月の講座も無事に終わりました。(大川内美恵子 写真提供も)
課題:「プログラム作りについての説明」山中尚子さん
花と緑の相談所「クリスマスファンタジー」のディスプレーを見学
講演:「時代と共に変化する年中行事」井田和子さん
ぽけっとさん特製のマドレーヌを頂きながら訪問園芸実習のふりかえり
大きな松ぼっくりやわー
いろいろとイメージが湧いてくるようです
ホワイトクリスマスのイメージかな?
これも写してください!