2016年02月28日

はないずみの庭より〜2月下旬の花壇と作業の様子

 空気はまだ冷たいですが、おひさまの光が明るく柔らかくなり、暖かい日と寒い日が交互にやってくるようになりました。はないずみの庭を見ても近づいてくる春がいろんなところに感じられます。

 スタッフは花壇・圃場の清掃、除草、花壇の補修、癒しの園芸展、ハートピア堺・生花のクラフトと、それから今年は四季彩園のオープニングイベントの準備と忙しく取り組んでいます。

 そんな中、花壇の草花が寒さに負けず、春に向けて着実に育っているのを見て、何かとても心強く励まされ、元気をもらっています。(吉村隆 写真提供も)

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こぼれ種から育ったイオノプシディウム(アブラナ科)とノースポール(キク科)、黄色い花のクロッカス(アヤメ科)


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アネモネ(キンポウゲ科)




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ムラサキハナナ(アブラナ科)




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リュウキンカ(キンポウゲ科)
圃場で見られます。



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キンセンカ(キク科)
圃場で咲き出しました。



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ギンヨウアカシア(マメ科)
つぼみがどんどん膨らんでいます。



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清掃




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除草




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除草




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ハートピア堺 生花のクラフト準備




以上



































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2016年02月21日

2月度「癒しの園芸講座」開催〜その2

 午後からの講演は「年間園芸プログラム」で、山中尚子さんが園芸作業の年間計画やプログラム作りについてお話ししてくださいました。植栽計画のポイントは、目的を明確にすること、記録をつける、テーマを決める、環境に適合した植物選びなど、全てにおいて無理をしないように心がけましょうということでした。

 続いて吉村隆さんが、「はないずみの庭」での実例をあげて説明してくださいました。講座の実習では、4月に種まき、5月にポット上げ、6月に定植、8月に草木染めを行い、最後まで使い切るということも体験していただきました。また、はないずみの庭では、前年の「こぼれ種」からの自生苗も有効活用することで、コストダウンも図っており、その自生苗(フユシラズ、ポリジ、ジャーマン・カモミールなど)の種類も紹介されました。

 盛り沢山の今日の締めくくりの講演は、津田桂子さんによる「みんなに優しい花壇づくりと道具の工夫」でした。はじめに、平成28年4月からスタートする「障がい者差別解消法」について、どういった法律なのかを解説していただきました。障がいがある人への差別をなくし、共に生きる社会をめざしているということですが、当会では何年も前からこの理念で動いてきたということ、女性、高齢者など多様な人々が社会参加することで、豊かな社会を実現することができるというお話でした。

 続いて、高齢者や障がいを抱えた人たちが作業しやすい環境づくりの大切さをお話しいただき、スライドで、アメリカ・ヨーロッパにおける園芸を取り巻く背景や環境、園芸療法花壇の実例などを紹介いただきました。あるリハビリテーションでは、道具類はあえて黄色などの派手な色のテープで巻いて弱視の方もわかりやすいように工夫している様子、知的障がい者の方にも作業に参加できるよう随所に工夫を施しているしている事例がありました。レイズドベッドについては、どこがストレスになるのかという事例、失敗した使いにくい点の指摘もありました。冒頭でお話された中に「合理的な配慮」という言葉がありましたが、これは私たちが必要に応じて創意工夫しながら、共に園芸を楽しみましょうということだと思いました。(大川内美恵子  写真提供も)

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講演:年間園芸プログラム作り  山中尚子さん

植栽計画のポイントは目的を明確にする、環境に適合した植物選びなど。

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吉村隆さん 「はないずみの庭」での年間管理等について

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講演:みんなにやさしい花壇づくりと道具の工夫

津田佳子さん

posted by 癒しの園芸の会 at 15:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 会の活動記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2月度「癒しの園芸講座」開催〜その1

 前日は春のような陽気かと思えば、講座当日の2月20日は予報通りの冷たい雨が降ってきました。不順な天候に加えてインフルエンザが猛威をふるっています。そんな中、受講生15名、スタッフ13名で、2月度の園芸講座を開催いたしました。

 最初の講演は、内科医・南口利美さんの「介護予防について」で、高齢化が進む中での介護予防の必要性についてお話しいただきました。寝たきりにならないためには、骨折をしないことだそうです。その予防策として、転倒しやすい場所や要因を具体的に挙げていただきました。また骨の老化のセルフチェックをしました。骨を強くするためにできることは、バランスのとれた食事や適度な運動が必要だそうです。年間20万人も発症すると言われる脳卒中については、専門家の指導を受けて、きちんとリハビリすることが大事だというお話もされました。認知症患者は450万人以上と言われ、超高齢社会の今、この現状はさらに進んでいくと推測されます。それを防ぐためにも食事と運動は一番の予防対策になるということでした。園芸もその一助となることでしょう。

 講演の後、小雨状態になりましたので、「はないずみの庭」で寒肥入れの実習を行いました。この時期に行う寒肥の意味、重要性、どうして有機肥料を与えるのか、その量についての説明を吉村隆さんから受けました。2班に分かれて高・中・低木、宿根草などに発酵油粕等を入れていきます。春の生長期に効きめを表しますという説明に皆さんうなづかれ、雨の中でも楽しそうに作業されていました。

 お昼休みに岡本代表が無患子(ムクロジ)の実を使ったシャボン玉液を用意してくださいました。ムクロジは落葉高木で、サポニンという泡を出す成分が含まれていて、昔は洗剤として利用されていたそうです。エコの洗剤ですね。さらに、羽根つきに使う羽の黒い球は、ムクロジの種ということでした。

 また、大泉緑地・花と緑の相談所で開催中の「癒しの園芸展」では、先月ご提出いただいた皆さんのクラフト作品、スタッフの作品とともに、障がい者が園芸作業しやすい補助具なども見ていただきました。進藤さんが説明してくださっていました。(大川内美恵子 写真提供も)

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講演:介護予防について  南口利美さん

認知症を防ぐにはバランスのとれた食事、適度な運動が良い。

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冷たい雨が降ってきました。

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実習:寒肥入れ  吉村 隆さん

寒肥の意味、重要性などの説明。

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有機肥料の説明

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このあたりに入れましょう。

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共同作業も息がぴったり!

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有機肥料は春の成長期に効いてきます。

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珍しいムクロジの実

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サポニンという泡を出す成分が含まれています。

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シャボン玉を試してみました。

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「癒しの園芸展」  受講生さんたちの作品も展示されています。

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障がい者が園芸作業しやすいように工夫されています。

posted by 癒しの園芸の会 at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 会の活動記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする